YUNIぶろぐ

社会人一年目女の自分探しブログ

#私が休学して韓国留学をした話

こんにちは、YUNIです。

 

今日は私が

休学して韓国留学した話

についてお話していきたいと思います。

 

[もくじ]

  1. 留学に行った経緯
  2. なぜ休学したのか
  3. 休学して留学に行ってよかったこと
  4. 休学留学を迷っている方へ

 

1.留学に行った経緯

前回の自己紹介の記事で少しお話したのですが、私は昨年韓国に語学留学をしました。

 前回の記事はこちら↓

a7-6n.hateblo.jp

 

 

なぜ韓国だったかというところなのですが。

 

私が中学生の頃にK-POPと韓国ドラマにはまり、高校に入っても私の好きなものはずっとその2つでした。

 

たまたま高校で韓国好きの友達と出会い仲良くなったんですが、その子が自分で韓国語の勉強をしていたんです。 

それを見て、「私もできるようになりたいかも」なんていう正直はじめは軽い気持ちで独学で韓国語の勉強を始めました。

 

ただ、私の高校が英語の授業に力を入れているような学校で韓国語の勉強はたまにやるくらいでそんなに急激に上達はしませんでした。

 

で、大学をどこにするかなんて話になった時にやりたいことがなかった私は唯一興味がある韓国語の専門学校に行こうかな~なんて考えもしたのですが、親に

「はっきりやりたいことがないなら大学に行きなさい」

と言われ、韓国語には全く関係のない大学、専攻を選ぶことになりました。

 

でもやっぱり韓国語はやりたいと思った私は大学入学後に一つ目標を立てました。

それが

韓国への短期留学に行く

ということでした。

 

大学入学してすぐに大学の国際センターの掲示板を見て、募集はないかと探していたのですがたまたまソウルへの語学研修プログラムを見つけて

「これだ!」

と思ってすぐに資料をもらい親にも相談しました(笑)

 

短期間だったということと私が韓国語をやりたいという思いが伝わったのか、親も納得してくれて留学に参加することになりました。

 

実は私にとって韓国に行くのはそれが初めてでした(笑)

まさかの旅行ではなく留学で初めて韓国を訪れるという。

 

そして夏休みに短期プログラムでソウルにある大学の語学堂で約3週間を過ごしたわけなのですが、その期間ですっかり私は韓国にもっと興味を持ってしまったわけです。

そして周りにいる人達の韓国語のレベルが高く、

「自分も負けたくない、もっとうまくなりたい」

という思いも生まれました。

 

帰国後は空いている時間で韓国語を勉強しました。

自分の大学の専攻の課題も多く、なかなか両立は難しかったのですがそれでも少しずつ継続して勉強していました。

 

そんな毎日を送り、大学3年生になった時。

学生の方はわかると思うのですが、一気に就活モードになるんですよね。

就活マナー講座だったりセミナーが学内で開催される。

そして周りのともだちはインターンなどに参加し始めるんです。

 

その時に私はふと違和感を感じました。

「このまま周りに流されて就活をするのでいいのかな」

その時私はやりたい仕事だったり将来なりたい自分だったり、そういうものが全くありませんでした。

やりたい仕事があったりなりたい自分がある人なんてそうそういないわけで、それでも就職しないといけないと思っているから就活をするというのは十分に分かっていたのですが。

それでもやっぱり違和感があった私は、

「学生時代にやりたいこと」

を考えました。

それで思いついたのが韓国への長期留学でした。

 

短期留学では期間が短くあまりたくさんの人と交流できず、現地で生活するというよりかは半ば旅行のようなものだったため心のどこかで

長期留学をしてもっと韓国の文化に触れたい

という思いがあったのだと思います。

 

2.なぜ休学したのか

大学3年生になって長期留学をしたいという道を見つけたわけですが、

 

私が休学して留学することになった理由はずばり

専攻に全く関係ないため認定留学や交換留学という選択肢がなかった

ということです。

 

例えば韓国語専攻の人であれば、現地での留学期間の成績を日本の大学での単位に換算できるなどの制度があるのですが、私は何せ全くをもって関係がありませんでした。

 

そのため認定や交換留学で行こうが、必修の単位が4年まである私が長期の留学に行くとなると結局留年するか休学するかしかなかったわけです。

 

それでも休学をすると決めたのは

  • 今しかできないことをやらずに後悔したくない
  • みんなと違ってもいいじゃないか

という思いがあったからです。

 

初めの頃は、周りと違う道を選ぶことに不安でした。

結構心配性なタイプなんです。

ネットで「休学 留学」と検索してメリットデメリットを見ては悩んでいました(笑)

 

デメリットというとやはり「就活に不利になる可能性がある」だとか「就活に遅れる」だとかそういうことが多いですよね。

 

それでもなんだか「就活」のために留学をあきらめるのはなんだか嫌だったんです。

唯一やりたいことだったのでせっかく行けるんだったら行きたいって。

 

自分の中で留学を決意してからは、すべて自分で準備しました。

まず親や親せきに理解してもらわないと仕方がないので、紙になんでいきたいのか、どういう予定なのかなどを書いて必死で説得しました。

特に祖父は韓国にあまりいいイメージを抱いておらず、反対されて泣きながら話をしたこともありました。

それでもどうにか私の思いが伝え納得してもらうことができ、留学をすることになりました。

 

留学に行くにあたって、絶対にとれる単位は取っておこうと決めて4年次の必修科目以外の単位はすべて落とさないよう必死で頑張りました(笑)

 

3.休学にして留学に行ってよかったこと

これは主に3つあります。

 

1つは語学力が圧倒的に向上したこと

韓国語を勉強している方がいらっしゃればご存じだと思うのですが、英語のTOEIC試験のように韓国語にもTOPIKという試験があります。

 

1級から6級まであり、数字が大きいほどレベルが高いのですが、私は留学前TOPIKの2級しか持っていませんでした。

レベルでいうと本当に初級レベルです。

 

ですが9か月間の留学を終える前に受けたTOPIK試験では6級に合格することができました。

 

授業はしっかりと聞いて図書館でも毎日必ず予習復習をするようにしてました。

ただそれだけではなく、韓国語でたくさんコミュニケーションをとったというのが一番大きかったのではないかと思います。

 

せっかく留学に行くんだからいろんな人と交流しようと思い、積極的にコミュニケーションをとったことで、韓国語のレベルだけではなくで実用的な語学の習得にもつながったのではないかと思います。

 

2.交友関係が広がったこと

私は留学生活で、韓国、日本、ミャンマー、香港、フランス、インドネシアベトナム、ロシア等本当に様々な国の友達を作ることができました。

 

私の留学した大学が国際色豊かだったということもあり、留学に行かなかったら絶対に関わる機会のなかった国の人とたくさん交流することができました。

 

それも「韓国語」という言語を通してコミュニケーションをとるわけです。

本当に不思議ですよね。

K-POPや韓国の芸能が世界に大きな影響を与えているということを実感する機会でもありました。

 

留学中の出会いは私にとって一生の宝物です。

 

3.視野が広がったこと

最後に3つ目が視野が確実に広がったということです。

 

留学先で国籍問わず様々な人とコミュニケーションをとる中で、

「日本の価値観は世界では通用しない」

ということを何度も感じさせられました。

 

例えば休学に対する考え方。

韓国では休学したいならすればいいという考え方が一般的です。

休学は、資格の勉強、留学、アルバイト、旅行、極端な例だと現実逃避など様々です。

韓国には軍の制度があるので、男の人だと軍に行くために休学する学生もたくさんいます。

それでも日本だったら旅行、アルバイトなんて理由で休学するのは世間的にほぼ認められませんよね。

そして休学するのに費用は掛かりません。

私の大学は休学するのに30万円ほど払わなきゃいけなかったのですが、韓国人の友達にそれを話したらドン引きされました(笑)

 

「日本の考え方は変」と言いたいわけではなくて、逆にそういう柔軟な考え方がもう少し浸透してもいいんじゃないかと考えるきっかけになりました。

 

休学に関しては今回のテーマに沿って身近な例を挙げたまでですが、コミュニケーションをとるにも日本の

察する

という文化が通用しないので、いろんな工夫をして意思の疎通を図ったり。

 

日本での当たり前を押し付けるんじゃなくて、相手の考え方をまず理解するという力がついたと思います。

 

そして、現地で出会った人たちも一人一人様々なバックグラウンドを持っていたり、目標を持っていて

型にはまらず自分らしく生きる

ってすごく素敵だなと感じました。

 

そして自分ももっと広い視野をもって生きていこうと思うきっかけになりました。

 

4.休学留学を迷っている方へ

ここまで私のお話をしてきたわけですが。

 

記事を読んでくださっている方の中にもしかすると休学して留学することに悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。

 

私の意見としてですが、もし少しでも行きたいという気持ちがあるなら

挑戦するべき

だと思います。

 

もしも留学〈 就職と考えているのであれば、就職活動に入るほうがいいかもしれません。

ですが、私のように就職活動を始める前に留学に行きたいという思いがあるのであれば、学生時代にぜひチャレンジしてみてほしいと思います。

 

結局本当にやってみないとわからないものです。

もしかしたら留学中に経験したことがきっかけで世界と関わる仕事がしたいと思う人がいれば、やっぱり自分は日本があってると思う人もいるかもしれません。

留学中にはいいことも悪いこともあります。

それでもやらなかったら知らなかったことや世界を見ずに諦めるのはもったいないです。

留学中に経験したことは、いいことも悪いこともすべてこれからの自分のためになると思います。

 

私自身、留学前は不安だらけでつらいこともありましたが、帰国までに多くのことを得て自分も成長できたのではないかと感じています。

 

一度きりの人生、自分らしく生きるために何でもチャレンジしてみる

 

留学を悩んでいる方の背中を少しでも押すきっかけになればと思います。

そして私自身これからもこの気持ちを大切に生きていきたいと思います!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

では!

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P.s. 次いつ韓国行けるかな...